日本スペシャルティコーヒー協会が2005年から年1回開催し今回で20回目を迎えるコーヒーに特化したBtoB展示会。中南米、アフリカ、東南アジアなどの生産国・地域をはじめ、業界関係者とコーヒ関連のあらゆる商品が一堂に会するアジアでも屈指のスペシャルティコーヒーイベントです。
コーヒー豆やコーヒー関連商品はもちろん、スペシャルティコーヒーの普及啓蒙、コーヒー業界の発展に寄与する、あらゆる商品やサービスの出展をお待ちしております。
SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション 2025
SCAJ World Specialty Coffee Conference and Exhibition 2025
略称:SCAJ2025
東京ビッグサイト 南展示棟 1-4ホール (東京都江東区有明3丁目11−1)
南1・2ホール 2025年9月24日(水) 〜 26日 (金) 10:00〜17:00 (最終日は16:00まで)
南3・4ホール 2025年9月24日(水) 〜 27日 (土) 10:00〜17:00
"Belong Together in Coffee!"(コーヒーで一緒にいよう!)
一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会 (東京都港区赤坂8丁目5-26)
事前登録 2,000円/当日3,000円 (税込) *招待券をお持ちの方は無料
出展450社/650小間 見込 [前回 392社/596小間]
4日間のべ 70,000名 見込 [前回 75,217名]
出展30/来場70カ国・地域 [前回 出展31/69カ国地域]
日頃より多くのご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。お陰様でSCAJは今年で設立22年目となり、展示会の開催も20回目を迎えます。
SCAJは、“日本におけるスペシャルティコーヒーの啓蒙・普及”を目的に2003年に設立されましたが、そこには1982年に米国でSCAA、98年に欧州でSCAE、91年にブラジルでBSCA、94年にコスタリカ、98年にパナマ、2000年に東アフリカと、スペシャルティコーヒー団体が次々と設立された時代背景があります。2001~2002年は、国際原料相場が史上最低水準をつけ、「コーヒークライシス」といわれていた時代でした。産地はコスト割れで疲弊し、生産者は施肥管理も満足にできない状態で品質は低下、一方で消費国のロースターは価格競争で消耗戦を強いられていました。そんな状況の中、サステナブルなコーヒー業界をつくろう、価格競争をやめて品質競争をしよう、消費者が感動するおいしいコーヒーを適切な価格で提供しよう、という機運が高まり、ここからSCAJが誕生しました。
今年の展示会のテーマは、
本年、コーヒー業界には問題が山積しています。まず、コーヒー相場の問題。2025年2月にはアラビカ種が過去最高の431セント/lbとなり、ロブスタ種も5,826ドル/tにまで高騰しました。コーヒーの国際相場は過去47年間で最高水準に達しました。為替相場は円安傾向に続き、世界情勢が不安定なことからも、輸入に頼るコーヒー生豆の価格は上昇しています。
人手不足の問題、気候変動の問題、さまざまな問題もありますが、これからの10年を、AIの導入や自動化、デジタル化の流れによって、コーヒー業界は、どのように乗り越えてゆくことができるのかを、皆様と共に考えてゆきたいと思います。
今年も、世界中で日進月歩の革新を続けるスペシャルティコーヒー業界の最新情報をいち早くお届けし、スペシャルティコーヒーの素晴らしさ、その魅力、多様性を再認識し、新たな発見もできる4日間にしていきたいと思います。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会
展示会・コンファレンス委員会
委員長 長谷川 勝彦
中南米、東南アジア、アフリカなど多くの生産国や地域が公式参加し、他では出会えない高品質で多種多様なコーヒー豆を紹介。テイスティングやカッピングをしながら生産者、輸入者に直接話を聞く貴重な機会を提供します。
焙煎機、エスプレッソマシン、ブリューワーなどの業務用機器を実際に触って試すことができ、バラエティ豊かなコーヒー器具や関連製品、カフェ向け商材などトレンドの最先端を体感することができます。
国内外から招待される有名ロースター&バリスタが、各種イベントや実演に登壇。ステージで行われる各種競技会では日本一の称号をかけた熱戦が繰り広げられます。各方面の専門家によるセミナーやワークショップも多数開催します。
一般社団法人日本スペシャルティコーヒー協会は、2003年に設立以来「スペシャルティコーヒー」に対する日本の消費者および世界のコーヒー生産者の認識を高め、理解を深めることを使命とし、教育活動や資格認定制度の運営、調査研究、会員・消費者への情報発信、コーヒー生産地や海外関連団体との連携・情報交換、コーヒー競技会や年一回の展示会の開催など、さまざまな活動を行っています。栽培からカップに至るまで、スペシャルティコーヒーの体系的知識と技術の普及、啓蒙、消費増大を目指しています。